エッセー マネとペルソナ(仮面) 物心がつく前のことだ。親に抱かれて母屋の玄関に飾ってあった花瓶のそばにいくと、必ず泣いたそうだ。まるでイソップ寓話の『狐と鶴の御馳走』にでも出てくるみたいな首長の陶器で、虫の這ったような草書漢字が書かれた骨董品だった。花が生けられることは一度もなく、目立つ場所に... 続きをみる
2022年10月のブログ記事
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エッセー 女性の地位向上が必要なわけ (親類であるボノボを考える) チンパンジーとボノボは、同じ同族別種である我々サピエンスとネアンデルタール人の関係に譬えられることがある。もっともネアンデルタール人は絶滅してしまったので、比較研究を行うにしても骨や化石相手で、類人猿ほどクリアにはならない。最近... 続きをみる